車輪の国、向日葵の少女

 

ネタバレ注意⚠

 

 

 

 

 

 

最初に合わなかったところだけパパっとかく

これでうまくいく!と思わせて落としてくる展開が多いことと

ヒロインがうじうじしている期間が長いこと(人の心の弱さがテーマになってるから何とも言えない)

特にさちが苦手で少しプレイが停滞してしまった

まなが良い子すぎて胸が痛くて、さちは普通に性格が悪くてだらしがないのでさちのスイッチが入るまではイライラしてしまった;

途中でもうめんどくさいからやめようや・・・ってさちを甘やかす選択肢を選んだら法月にコロされてしまった( ˘ω˘ )

 

でも引っかかったのはそれくらいであとはとても楽しめた!!!

特に夏咲編とクリア後の法月編では何度泣いたか…

 

夏咲編はさすがメインヒロインというだけあってこのゲームの設定が生きてたし恋愛ゲームとして最高

恋愛できない義務を負ってるなっちゃんと、その監督をしてるケンちゃん

なっちゃんが真面目に過ごしているのに全く義務が解消されない理由は昔からずっとずっとケンちゃんのことが好きだから。

なっちゃんがケンちゃんのことを好きでいる限り義務は解消されないしケンちゃんも特別高等人の試験に合格できない

一体どうしたら?っていう八方塞がり感が面白かった!

 

触れたらダメなのにずっと会いたかったケンちゃんが目の前にいてなっちゃんの気持ちが溢れちゃうシーンも

とっつぁんの試練で「大嫌い」を言わされ続けて心が壊れたのに地下に連れていかれたあとで吹っ切れて笑顔で「大好きですから」っていうシーンも昔のなっちゃんが戻ったようで泣いてしまった~

エンディングも幸せで涙涙涙(´;ω;`)

 

法月編もボロボロに泣いた

本編中は畏怖の対象で会うたびにビクビクしつつも嫌いにはなれないというか…とにかく強烈に印象に残るとっつぁん

法月編をやると過去(と本編後どうしているか)が分かるのです!これがもう最高で…

 

元々FDに収録されていたものらしいのですが(私がやったのはPSP版)、これは本編と合わせて必ずやるべき!!

 

本編の叙述トリックが凄かったのと法月編を読むことで更に注目するポイントが増えるので、また最初からじっくりプレイしたくなる

 

EDはヒロインの人数分あるけど、法月編を読む感じ夏咲EDが正史っぽいし

私も夏咲ED(+璃々子EDみたいな感じだと嬉しかった)がしっくりきた

ED回収は大変だった

古いゲームだしPSPだし仕方ないけど最近のゲームの選択肢スキップやシナリオチャートになれてしまうとね…

話の大筋は変わらず選んだヒロインとのイチャイチャシーンや会話に少し変化が出る程度だけどハッピーエンドはどれも良かったのでやって良かった

バッドエンドも見たけど法月編を終えたあとだとケンちゃんが特別高等人になるやつが心にくる すき

 

ところで南雲えりって何者だったの…?

結局、法月編の最初にコロされてしまった候補生たちと同じかんじってことでいいのかな…

FDに南雲えり編?があると知って少し気になってる( ˘ω˘ )

 

あと法月編のラストについて!

プレイヤーの想像にお任せします、って内容だけど私はやっぱりケンちゃんが助けにきてくれてハッピーエンドっていう可能性に賭けたい…

結末が曖昧な作品って何日も引きずってしまう

あれこれ考える余地があって楽しい

 

ずっとずっとやりたいと思ってたゲームがやれて満足!

本当は夏にやろうと思って手元に置いてたんだけど、最近あつくて夏っぽい~と思ったら我慢できなくてプレイしちゃった笑

夏が来るのが楽しみになった!!!今年は向日葵畑みにいこう!!🌻